本日のフラクタル風景:3Dにならない
「non title」
Apophysis 2.08 3D Hack + CS6
Macでは起動が不安定すぎる・・・。
本日のフラクタル:試行錯誤
三角形の配置は一緒で、バリエーションだけ変えてみたの図。
チュートリアルを見ながらやっても同じ結果にならないから、ふてくされております。
「non title」
Apophysis 7x + CS6
「non title」
Apophysis 7x + CS6
本日のフラクタル風景:プラグイン問題
プラグインがインストールされないという問題が解決しそうな模様です。
Apophysisのバージョンを「7x」から「2.09」に変えて使ってみるとプラグインを読み込むことができました。
なんとかApophysisライフを楽しめそうです。
「non title」
Apophysis 2.09 + CS6
夢日記をつけるに至る回想
- 作者: 秋山さと子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/04
- メディア: 新書
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小学生の頃、ある夢がきっかけで出会ったこの本に
影響されて夢日記をつけるようになった。
幼い頃から夢の中でもなんとなくではあるが五感を感じるので、
現実も夢もなだらかに繋がっている感じがしていた。
特にオーバーテクノロジーの世界の夢を見ることが多かった。
そのほかには、ギロチン、火あぶり、各種拷問・処刑にあうのも何度も見た。
あとは決まって登場する学校、カフェ、乗物もある。
私にとって夢の中は、とにかく不思議で妙な魅力を感じる世界なのだ。
最近ではライトノベル風(全然アカン感じだけど)に夢日記をつけるのが楽しみになっている。
私の中で夢日記のお手本と言えば・・・・・・
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)
- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
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高山さんの日常を描いた日記風物語なのだけど、時々夢なのか? 現実なのか? どっちの世界を描いているんだろうと不思議な気持ちになる。
一貫して流れる幸福感が少なくギスギスした感じが勝手に現代版「放浪記」だとも思っている。
「放浪記」って説明するまでもなく林芙美子さんの作品のです。
- 作者: 林芙美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/09
- メディア: 文庫
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夢語りスキーさんは絶対持っている一冊!
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1986/03/17
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鉄板やんね。
せっせと精進して、もっと表現力をつけたいわん。
こんな夢をみた:郷愁
こんな夢をみた。
空はオレンジ一色だった。
今にも匂いたちそうな鮮烈な色ではなく、白を少し混ぜたぼんやりとしたオレンジだった。
雲のかわりに大きな飛行船のような長ぼそい影がいくつも通り過ぎていっていた。
足元には草原が広がっている。
どこまでいっても淡い青緑色の草だけで、視界をさえぎるものは何も存在しなかった。
時折、風が渦を巻いて流れていく。
背中の方から草を巻き上げながら進んでくる。
私の横を通り過ぎた時、草と一緒に髪とワンピースの裾もゆらしていった。
ふと顔を上げると、だんだんと自分の方に近づいてくる人影が見えた。
じっと見ているとその姿はいつのまにか消えて、急に、のそっと人の顔が目の前に現れた。
目があった瞬間、どういうわけか懐かしさを感じた。
瞳は闇よりも深い藍の色を持っていた。
藍の底から放たれるうねるような光を見れば、胸の奥から暖かいものがこみあげてくる。
ふっと優しい気持ちになった。
私は思わず手を伸ばした。
その人のゆるやかに波打つやわらかそうな髪に触れると、彼は顔いっぱいに、うれしそうな微笑みを浮べた。
そして「みんな待ってるよ。早く帰っておいで」と、言った。
そこで目が覚めた。
時計をみると短い針が一時をさしていた。
なのに部屋の中は明け方のように明るかった。
ジャガード生地でつくられた厚手のカーテンは開けられ、レースのカーテンだけになった無防備な室内に月のひかりが吸いこまれるように入ってきていた。
それは我が家における満月の日だけの"きまり"だった。
隣では、娘がいつもと同じく気持ちよさそうに眠っていた。
(もしかして・・・・・・かぐや姫になりそこねたか?)
私はふたたび、目を閉じた。
こんな夢をみた:手をつなぐ
こんな夢をみた。
私は男性と並んであるいていた。
会話から察するに、どうやら二人は恋人同士のようだった。
私は彼にそれらしくイチャイチャしながらあるきたいと提案した。
「・・・・・・はい」
と言って、彼は腕を曲げた。
腕ならば組んでもイイと言うことなんだろう。
私は素直にしたがってみたが、触れている部分がどうにも落ちつかなくて、パッと腕を引きぬいた。
「手をつなぐ方がいいなあ」
と言いながら、私は彼の手にふれた。
それが彼には気にいらなかったらしい。手をすばやく引っこめた。
私は負けじと逃げた手を追いかけて、ギュッっとにぎった。
勝った! と、子供のように頬をほころばせて彼のほうをみると、彼の顔はおそろしく憂鬱な色に満たされていた。
「手はイヤだ。女はどうして手を繋ぎたがるのかわからない」
彼はいまいましそうに私に言った。